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Ah, but I was so much older then, I'm younger than that now.

夏合宿に暖炉であたたまる

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"やっぱ行きます!" 深夜1時、iPhoneのSMSが着信した。HIRAMATSU氏だった。昨日、あまりに救いのない天気予報に不参加を決めた彼に、あれから何が起こったのだろう。あぁ、でももう少し眠らないと、まだ片付かない引越しの段ボールの山影を見上げながら、ソファにもう一度沈み込んだ。

3時のアラームでふらつく身体を起こし、湯船につかる。細い窓から見える空は暗く、重い空気に星は見えない。あ〜、これは走るのは無理そうだな、モチベーションは上がらない。でも温泉旅行だと思えば楽しいものだよ、と気を取り直して、急いで荷物をチェックし、akm2氏のお迎えを待つ。

「おはようございます」「はははは」、akm2氏も空を指差して苦笑い。フォレスターに荷物を入れ出発。関越に入る頃、フロントグラスには水滴が着き始めた。2人ともまったく走る気分になれない。高速道路も空いていて、サービスエリアに入るタイミングも失い、あっという間に渋川伊香保インターに着いてしまった。山が近づくにつれますます曇天は深さを増していく。

お腹が空いたが、朝早過ぎてどこも開いてない。う〜ん困ったな、最悪コンビニめしだねぇ、と話していたら、"営業中"の看板が! 助かったぁ〜、朝からちょっとヘビーなくらいの蕎麦定食にありつくことができた。

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草津・道の駅に8時過ぎに到着。小雨がパラついているというのに、先に着いたみんなは自転車を組み上げ、ジャージ姿になろうとしている。え、走るの、マジで...? う〜、やっぱりそうか、でもみんなで走り出しちゃうと、翌日どんな土砂降りでも自転車で帰ってこなくちゃならなくなるよ、やめようよ〜、というネガティブなワタシ。そこに、akm2氏から助け舟。「疲れているのでワタシが2台目のサポートカーを担当しましょう。明日雨でも、クルマが2台あれば、なんとか積んで帰れますよ」。akm2氏のホトケのようなご好意に報いるためには、出走せねばなるまい、よし走ろう。本降りになったらやめればいいじゃないか! 気持ちは決まった。

ルートはこうだ。

草津〜渋峠〜奥志賀〜秋山郷 ver.2

温泉街の外周からツール・ド・草津のコースに向かい、山道に入る。肌寒いくらいの涼しさで、雨さえなければ、絶好のコンディションだ。若者ふたりが飛び出して行き、途中から霧に包まれながらワタシと執事殿があとを追う。最後はちぎれてしまったがまずは白根山まで10数キロ登り、少し休憩して渋峠、国道日本最高地点だ。意外なことに結局ここまで雨はほとんど降らず、山を越えた長野県側は霧もなく見通しが利いた。

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蓮池まで一気の下り。怖れていたウェットコンディションにはならずホッと一息。奥志賀に向けて戻るように右に折れると3本トンネルが続く。路面が濡れている上、傾斜もあるので恐くてつらい。サポートカーにしんがりを務めてもらえるのが本当にありがたい場面だ。

ホテルやロッジが並ぶあたりを過ぎ、奥志賀林道に入り、去年と同じ場所でお昼にする。今年もワタシは冷やし中華だ。この時など、一瞬青空さえ見えていたのだから、我々の日頃の行いの良さには目を見張るものがあるなぁ。

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栄村に入ると、ゆったりとしたアップダウンを繰り返しながら、谷底の切明温泉に向けて降りて行く。去年は暑さに参ったが、今年はボトルの水もまだ残っているほどで、大きなダメージもなく目的地までたどり着くことができた。みんなで乾杯をしているとポツリポツリと来始めた。いや〜、ホントにみんなどこまで善人ぞろいなんだい?

河原の温泉掘りを楽しんでいると、どんどん雨が強くなってきた。でもいいもんね〜、もう自転車乗ってないし、お風呂でハダカだし。野趣あふれかえる中、ほろ酔い気分でみな童心に帰り、バカ騒ぎ。2時間以上つかっていたと思うが、一向に雨がやむ気配もなく、警戒警報のようなサイレンが遠く聞こえてきたのをシオに、引き上げる。

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この後、施設内の露天風呂、内湯にもハシゴし、温泉三昧。そして、山菜尽くしの夕食。鮎を頭からかぶりつきながら地酒で追いかけ、口の中で混ぜ、飲み干す快感。

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疲れで眠いが、まだ9時と早い。となりのCIAO氏とHIRAMATSU氏をコンコン! もうちょっと飲もうよ! フロントにさっきの冷えた地酒とワインを買いに行き、なんだかんだあれやこれやとオダを上げ、クダを巻く楽しい時間が過ぎていく。

明くる朝。ちょうどこの日、栄村を一周するイベントの開催日で、そこに出場するとおぼしき宿泊客も我々も、食堂のテレビの天気予報に一喜一憂。果たして、食事を終える頃、雨が強くなり始めた。今日はさすがにみんな出走をあきらめ、2台のクルマに自転車を詰め込み、別の温泉に。着いたのは、サビというか○ンコっていうか、まぁとにかくこんな赤湯温泉。話題のために一度は入っておきたいが、もう一度行きたいかと言われると、口を閉ざすかも。

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そしてまた、山の天気はくるくる変わり、風呂上がりにくつろいでいると、どんどん空が明るくなってきた。するとやはり、鬼執事殿から「走るぞ!」との命が下る。あ〜、マジすか... ワタシゃもうすっかり気持ちが折れておりやすよ... みなさんでどうぞ〜、てな気分である。しかし、昨日の昼食ポイントまでクルマで戻り、みんながバイクを組み始めると、う〜やっぱり走る! となってしまった。

この後も、天気は二転三転。例のトンネル3本立ての直前の雨脚で、ワタシは危険回避のため(恐いんだもん)リタイアしたのだが、残る3人は厳しい渋峠への登り返しを見事に完走した。特に、HIRAMATSU氏は格段の進化を遂げており、スイスイと先行していたCIAO氏をいつしか捉え、見事、県境ゴールを制したのだった。

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少し遅くなったが、昼食はここ渋峠のレストハウスでいただくことにする。ワタシはカレー。ちょっと冷えるので、暖炉の脇に座らせてもらい、コーヒー片手に食後もしばしくつろいだ。どうして気が変わったの? とHIRAMATSU氏に聞いてみたら、「夜、お酒飲んでるうちにネガティブな気持ちがどんどん消えて行ったんですよ、ホントに来て良かった」と一言。一同、炎に手をかざしながら静かにうなずく。

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下りは助手席で写真を撮りつつ、じっくりと景色を楽しんだ。草津の山並みよ、また来るからな!
ご参加のみなさん、サポートに専念していただいた執事殿の奥様、akm2氏に深く感謝。次回を楽しみに!

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昨年の記録はこちら:
夏合宿 2008「草津〜秋山郷」1日目
夏合宿 2008「草津〜秋山郷」2日目

追記:あ、そうそう、去年見た雪渓のゲートは今年はなかったよ...

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コメント(6)

白髭のおっちゃん :

ブログアップ、ご苦労様です。
濁り湯大好きなもんで赤湯もOKなんですが、ちょっと濁りがきつすぎたな?
今度は白い濁り湯にしましょうね。

のじ :

執事殿、お疲れさまです!
白濁、イイですね〜
硫黄の香りがする白濁湯がいちばん効きそうな気がします。

akm2 :

はーい、夏休みの宿題?提出御苦労さまでした。
やっぱり、のじさんブログで旅を振り返らないとね!
今度は私も走りまっせー(^^)/

のじ :

akm2さん、またブログ内で写真使わせてもらいました。
ありがとうございます〜!
今度はどこ行きましょうかね?

toma :

雨の中、ご苦労様でした。
でも、楽しそうですね。羨ましい・・・・

日頃、土日に出張や遊び?で不在がちなボクは、なかなか山ノ神のお許しが出ないので、参加できませんでした。残念です。

志賀高原側からの、渋峠の上りはきつそうですね。山菜と日本酒いいですね。田舎に行くとなぜか野菜等が美味しく感じるのはなんでなんでしょう?
塩焼きした鮎の頭を口に、そして熱燗を飲めば、骨酒の味がしたことでしょう!!

今月は、月末に単身、三宅島トライアスロンへ行くので、少々家族サービスが必要なようです。

のじ :

> 骨酒の味
冷や酒だったので、ちょっとニュアンスは違いますが、最高でしたね。
こんど北千住で飲りますか!

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このページは、ののじが2009年8月 6日 14:44に書いたブログ記事です。

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