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Ah, but I was so much older then, I'm younger than that now.
また領地を広げたぞ〜寄居から比企丘陵をめぐる
日曜日の朝、窓がガタつく音で4時に目が覚めた。今日は天気は良さそうとのことだったが、この荒れようでは無理かなと二度寝。7時に起きた時も風は強く、風速10メートル以上と予報は告げているが、晴れ渡る青空がうらめしくも諦めきれず、目玉飯をさっとかっこんで、家を出た。とにかく行ってみようじゃないの。
坂戸まで来ると、気持ちが前向きになっているので、少々の風など大丈夫だわいとすっかりその気だ。足用のカイロにシューズカバー、耳まですっぽり覆えるインナーキャップをかぶって防寒対策も万全である。さぁ、走り出そう。
今日は、冬用の平地系のんびりサイクリングの予定。峠は凍結の恐れがあるし、汗をかきすぎると下りで冷えきってしまうのでね。コースは以下の通り。
坂戸〜小川町〜寄居〜比企丘陵・鎌倉街道〜武蔵嵐山〜笛吹峠 周回
坂戸からいつもの道を北上。いやぁ、ホントに風が強い。それもだらだら強いのではなく、ビュワッと大きな空気の塊がぶつかってくる感じの風でタチが悪い。幹線道路では何度もあおられ、ダンプに抜かれるたびに肝を冷やす。橋の上は特にコワイね。明覚から八高線沿いの快適な道に出て、ホッと一息。
雀川ダムへの登り口から3キロほどは30号線を通り、小川町から11号線に入り、強い向かい風に抗いながら一路西へ。東秩父村に入ってすぐのところに、農産物直売所があり、休憩がてら天ぷらうどんを食べる。いわゆる田舎うどんの風情だが、素朴なコシもあり悪くない。
定峰の入り口である落合を越えると、ここからは初めての道だ。ほど良い勾配をいくつか越えて行くと、前方に冠雪した山と広がる街並が見渡せた。知らない土地を踏みしめる(走り抜ける)ワクワク感に満たされながらスラロームで下って行く。気持ちイイ〜!
寄居の近く、八高線を越えたところで地図を広げ、iPhone の GPSで現在位置をチェック。露梨子(つゆなし)という不思議な地名を心の中で"ロリコ"と読みながらひとりにやにや。このあたりからルートが少し難しくなるので地図を片手にゆっくり進んだが、やはり道を間違ってしまい、一度引き返し、274号線(赤浜小川線)に入り直す。ほどなく左に曲がると、谷間の静かな山道。ここからがいちばんイイトコロだなと直感できるゆるやかな下り道。さっきまで苦しめられた強風も、今は背中を押してくれている。3人連れのロードバイカーに抜かれるが、今日は焦らずのんびり行こう。
小山の前で1枚
小さな池のほとり
埼玉は、うどん屋も多いし、そこかしこに溜池もあって、何となく故郷の香川を思い出す。余談だが、埼玉は香川に次いで、小麦の消費量が日本でナンバー2といううどんドコロなのだ。但し、香川の消費量は2位の埼玉の100倍というオチはつくのだがね。
奈良梨(ならなし)というまた"梨"つながりの場所で、こっそり"ナラリ"と呟きながら、いったん11号線に出、またすぐ山道を右折。右手に秩父・奥武蔵の山々を遠く眺めながらの実にキレイな路面のアスファルト。ここはまた格別に道が良い。大通りに戻って、武蔵嵐山の駅前を右に、菅谷館跡の横を抜けて二瀬橋まで一気に下り、川沿いに降りると、いつもの桜並木が待っていてくれた。
笛吹峠を越え、大橋から41号線をまっすぐ坂戸に帰ってきた。いやぁ、今日も良いルートだった。ちゃんと対策をして、太陽さえ出ていれば、強風や寒さも全く大丈夫だとわかったのも収穫だった。今度は小川町から東上線沿いを寄居まで行ってみようかな、いや長瀞の方に足を伸ばすのはどうだろう、などと思いをめぐらせながらいつものように、ひとり酒でうとうと...
突然だが、青山(東京港区の)の地名の由来をご存知だろうか? 江戸の初め、とある武蔵野台地に家康が検分に訪れた際、ひとっ走り回って来いと言われた家来の青山氏がぐるりと馬で一回りした地域を賜ったのがその名の始めなのだそうだ。ちょっと喩えが違うかもしれないが、自転車に乗るたび、いつもこの故事を思い出す。ロードバイクで知らない土地を走る喜びは、行動範囲が広がったうれしさとともに、その新しい場所が自分のものになったかのような気持ちになるところにあるのだ。また領地を広げたぞ〜、てな感覚。これがたまらないのである。
また来週も、領土を広げに行くぞ〜!
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toma :
また、領地を広げましたねぇ。
よさげな補給場所もしっかりチェックしておいて下さいね(笑)
良い景色と、空気と餌が、おやぢにとっては重要と思います。
それにしても、あの風の中を良く走ったもんだ。荒川遡上組はほとんど、川島町あたりで引き返しているらしいのに・・・・
2009年2月 2日 23:07
HIRAMATSU :
おー、次回のソロツーリング先確定です!GPXデータいただきます。
確かにテリトリーが拡がる実感は格別ですよね。
その前段階の、見知らぬ土地に踏み入る時のあの畏怖の念にも似た感覚も格別です。
2009年2月 3日 01:36
のじ :
tomaさん、いつもどうも〜
いやでもホントに前半は泣きそうでしたよ。
でも、うどん食べて元気が出ました(^^
HIRAMATSUさん、お帰りなさい!
「畏怖の念」確かにそうですね。何か書き足りない感じがしていましたが、ワクワクと同時に、襟を正す気持ちや、身が引き締まるような思いもしていますね。気づかせていただいてありがとうございます!
2009年2月 3日 11:44