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Ah, but I was so much older then, I'm younger than that now.
燃え残ったツール・ド・草津
土曜日の10時にY氏と合流、事務所で Galaxy をピックアップ、雨は上がったが、荒天の名残りのような強風の中、草津に向かった。関越道に入り、左に榛名山、右に赤城山のなだらかな稜線が近づいてくるあたりが好きだ。山々それぞれに独特な雰囲気があり、近づくにつれ、懐かしさのような、憧れのような、不思議な幸福感に満たされていく自分を感じる。このあたりの山岳を巡るコースを作って、ツールのように旅をしてみたいなぁ...
渋川伊香保インターで一般道に出る。先週満開だった桜はもう終わりかけていた。この間、何だろうと書いた大規模建造物は、ダム工事だったようだ。山肌にへばりつくように温泉宿が見えていた川原湯温泉は沈んでしまうのだそうだ。この辺りでいちばん心に残る美しい場所だというのに、何ともやるせない。湖底と成り果ててしまう前に一度訪ねておきたいものだ。
そうこうするうちに、草津に着いた。まずはもう一度コースを登ってみる。やはり殺生河原のところから上はまだ通行止めで、ここから先は未知のコースとなる。この日はY氏に1分程度の遅れで登れた。自分では2枚残して走っていたつもりだったが、自転車を降りてギアを見てみると4枚残っていた。34-18 で乗り切れたのか、これは自信になるなぁ。気を良くしてエントリーを済ませ宿にチェックイン。この頃には冷たい雨が降り始めていた。
夜、風呂でじっくり身体を暖めた後、温泉街に繰り出した。かつてよりずいぶんお洒落になっているが、日本随一の湯畑は健在だ。「あ〜、帰ってきたなぁ」という気分で、20数年前一人で立ち寄った居酒屋を探す。多分ここだろうという店が見つかったが、かなりさびれた印象で、客も従業員の姿も見えない。そこには寄らず、湯畑近くの焼き鳥屋へ入った、つもりだったが、アレ、焼き肉屋? 炭火でちょいちょい肉を焼きながら、キムチとナムルでついついマッコリを飲み過ぎてしまったよ。
レース当日の翌朝、まぶしい朝の光で目を覚ます。良い天気だ、これは暖かいぞ。指切りグローブで行けそうだ、と思ったこの時の判断が甘く、あとで泣きを見ることになるのだが... コンビニでおにぎりとサンドイッチ、トマトジュースを買い、朝食にする。清めの風呂にも入り、準備を整えチェックアウト、スタート地点へ向かう。知り合いを2〜3人見つけ声をかけ合い、アンカーのブースにも立ち寄り、去年のハワイでのお礼かたがた、コースの攻め方を指南してもらう。スタート地点に並んでから、まだ30分以上時間がある、太陽は顔を隠し風が冷たい。冷えきらないように注意しながらじっと待った。
開会式の後、まずチャンピオンクラスがスタート。そして5分後、ボクたちの組も動き出した。まずは、街の外周道路を下り、湯畑のある温泉街の中心地にゆっくり入って行く。すごい人の数、観光客のみなさんが盛大に拍手と歓声で出迎えてくれた。これはうれしいね! スターになった気分で気持ちよくパレードする。大滝湯を抜け、スタート地点に戻って行く。後でわかるのだが、実はここが全コース中いちばんキツい坂だった。天狗山レストハウス前を右折し、いよいよ計測地点を通過し、レースがスタート!
昨日の練習通り、34-18 で、殺生河原までは19分台で通過。今から思えば、ココで一息ついてしまったのがいけなかった。このあとどれくらいキツイのかがわからなかったので、ギアを2枚軽くして様子を見てしまった。これが自分にとって割と楽な流しペースであったために、眼下に広がる絶景を眺めながら、雪壁の中をそのまま巡行してしまった。一度落ちたペースはなかなか上げることができず、目標だった1時間に6秒足りず...
気持ちはとても良かったが、くやしい! まだ余力が残っている。不完全燃焼だ。もう1回登りたい〜!! ま、でもコースは分かった、来年は雪辱だ(もう行く気)! 預けていた荷物をもらい、ウインドブレーカーをまとう、めちゃくちゃ寒い、気温は1度とのこと。しまった、これから下りなのに指切りグローブでは凍えてしまうな。う〜、行っちゃえ〜! ガクガクブルブル... 指の感覚がすぐなくなる。何度か止まっては、ハエのようにゴシゴシ手をこすりこすりして暖めながら下り、殺生河原のリフト乗り場のストーブで暖をとる。ふぅ〜、ここまで来ればもう大丈夫だ。回りにガンガン抜かれながら、そろそろとスタート地点までなんとか辿り着けた。Y氏からTEL「豚汁があるよ、暖まるよ」、わ〜い、こりゃうれしか〜! 彼は47分台だったそうな、さすがだ。ゴール直後なのに、Webサイトにアクセスして自分のゼッケンナンバーを入れると、タイム、順位、平均速度、トップとの時間差までわかる。事務局、やるな〜
あまりに冷えきってしまったので、閉会式はパスして、テルメテルメという温泉施設に飛び込む。ふぅ〜、助かったぁ〜。身体が溶け出すような感覚でほぐれていくよ〜。風呂上がりに少し仮眠をして、草津に別れを告げる。帰りのクルマから白根山頂が見える。あそこまで登ってきたんだなぁと思うと、感慨もひとしおだ。土産物屋に寄り、温泉まんじゅうを買って帰る。
そういうわけで、
教訓その1:行けるところまでペースを落とさず行け、燃え尽きろ!
教訓その2:防寒具は真冬のものを用意せよ!
教訓その3:ボトルはいらない、ドリンクサービスで充分!
また来年も出るぞ〜! 他のヒルクライムレースにも興味が出てきた。もっと鍛えなくては、と心を新たにした草津への旅だった。
軽量化のためカメラは持って登らなかったので、写真は湯畑。幻想的でしょ...
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白髭のおっちゃん :
まずは完走おめでとうございます。
相変わらず、防寒対策がまずいですね。
もう、そんなに若くないのだから、見栄張らずに防寒対策しないとね。
それにしてもY氏は、早いね、佐渡でもぶっちぎりで帰ってくるのでは。
多分、午前中に帰ってくるんじゃないにかな。
私も6月の富士に向かって走り込まないといけないのだけど、GW終わるまでは走りに行けないかな。
2008年4月22日 19:02
ののじ :
面目ないです、ホント防寒対策甘いっすね、ワタシ...
Y氏、今週の試乗会&プチサイクリングに来るかもです。
2008年4月22日 19:10